グループホームとは、認知症(痴呆症)の症状を持ち、病気や障害で生活に困難を抱えた高齢者が、専門スタッフの援助を受けながら1ユニット(5〜9人)で共同生活する介護福祉施設です。 |
認知症対応型共同生活介護(グループホーム) |
■役割を持ち、出来る事を行って、症状の進行を緩やかにします |
認知症によっては、集団になる事で不穏になってしまう共同生活に向かないタイプもありますが、集団でいる方が安心出来る人が多いとされるアルツハイマー型には最適な施設と言えます。ケアが必要な部分は、個人の人格を尊重しながら行われ、料理や掃除などは皆と協力し合いながら生活します。役割を持ちみんなと協力し合う事で、症状の進行を遅らせます。 |
■グループホームの施設の設備について |
共同生活ではありますが、基本的に部屋は1人部屋で、相部屋になる事はありません。ただし、1人では不穏で2人の方が落ち着くなど、入居者にとって有益な場合は相部屋になる事もあります。部屋は7.43 平方メートル(4畳半)以上となっており、トイレは施設によって部屋にある場合と、共同になっている場合があります。キッチンや浴室は共同です。 |
■入居条件 |
入居対象となるのは原則65歳以上、「要支援2」または「要介護1」以上の介護認定を受けている方で、施設の所在地と同じ市区町村の住民の方になります。グループホームは、地域密着型サービスの一つですので、施設と同一地域内に住民票がある方が対象となっています。 |
■利用料 |
月々にかかる費用は、家賃・食費・光熱費、介護保険の1割自己負担額の他に、おむつ代などのその他雑費がかかります。負担内容は事業者の契約プラン、部屋タイプ、介護度によって異なり、入居一時金や保証金が必要になる場合があります。 |
有限会社アスカ 〒607-8347 京都府京都市山科区西野左義長町31−5 |